少年に対する性的虐待などの罪に問われていた米歌手、マイケル・ジャクソン被告(46)の裁判で、カリフォルニア州サンタバーバラ郡地裁の陪審は13日、起訴された10件の罪状すべてで無罪とする評決を出した。無罪評決の場合は通常、検察側は控訴できず、無罪が確定する。世界のスーパースターの逮捕から1年7カ月。全面無罪とはいえ、性的スキャンダルがポップス界の王者に残した傷跡は大きい。
ジャクソン氏は03年2月から3月ごろ、自宅兼遊戯施設「ネバーランド」で当時13歳だった白血病の少年に無理やり酒を飲ませ、性器を触ったうえ、少年の一家を監禁しようとしたとして10の罪で起訴された。
裁判は「被告にいたずらされた」と訴える少年と、「有名人を狙ったでっち上げだ」とする被告との全面対決となった。最後の3カ月はほぼ連日、公判が開かれ、弁護側は「有名人から金を取ろうとして、母親が糸を引いた詐欺だ」と主張、母子の証言に信用性がないことをアピールした。
マイケル・ジャクソンが無罪になりました・・
そういえば、昔、マイケル・ジャクソンについて、超長文を書いたなーと思いながら見返すと、そこには・・
ここまで書いておいて今更断わるまでもありませんが私はマイケル・ジャクソンファンであり、彼のサインが2箇所に書きこまれた「HISTORY」を家宝としております
という文がありました・・自分でもすっかり忘れ果てていましたが(笑)、いまどき、マイケル・ジャクソンのサインを家宝だと宣言しているサイトも珍しいでしょう。恥ずかしげもなくファンだと言いつづける姿は、我ながら立派だと思いました(書いたの忘れていただけだが・・・)
ともあれ、当時(8年前くらい?)は、そういうことを平然と主張できる世の中だったのです。
いや、正確には、当時もそれを主張することは恥ずかしい世相だった記憶があります。
20年前のスーパースターを今さら・・みたいな雰囲気が蔓延しており・・かつ、すでに一回、少年問題で和解金も払っていたし、ディズニーランドも「キャプテンEO」をやめた後でした。
それでも、当時、自分がマイケル・ジャクソンについて熱く語ったのは、「一般の日本人は80年代のブームの頃のマイケル・ジャクソンしか知らないだろうが、本当に凄いのはその後なのだ、それを知らせよう」という気持ちがあったせいでもあります。
ちなみに、この時書いた文章は「ムーンウォーカー」というマイケル・ジャクソン製作のゲームについてです。
おそらく、このゲームについて書かれた日本で(世界で?)最も気合の入った文章でしょう。
こちらで読めます。
もっとも、80年代の時の大ブームと、今回の事件ぐらいしか知らない人には、全く意味不明かもしれません・・
自分で読んでも、今となってはなんだかよくわからない部分がありました(笑)
さて、私のマイケル・ジャクソンに関する現在の気持ちを一言でいうと「惜しいなー」もしくは「もったいないなー」という気持ちに集約されます。
「Dangerous」の頃を中心とする、どれも超高品質だった頃のビデオ作品群は、あれから10年以上たつ現在でも、他のミュージシャンの作品群とは比較にならないと思います。なんといっても彼のビデオ製作に関わったのは、スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、フランシス・コッポラ、スパイク・リーといった有名な監督達をはじめ、スティーブン・キングなどが原作を書き、マーロン・ブランド、マイケル・ジョーダン、ナオミ・キャンベル、マイケル・ジョンソン、エディ・マーフィーなど出演者も超豪華ですから、当たり前といえば当たり前です。
それが、あのときの少年問題で一気に崩れます。そして、ようやくひさびさにまた活動しようとした矢先に今回の事件が生じたため、ダンサーとしての全盛期は完全に過ぎてしまいました・・
彼の映像作品製作のペースが落ちたり、作れなくなったりしていることは、文化的に大きな損失だと今でも思います。
それにしても、前回の少年問題と異なり、今回の裁判の経緯は異様でした。TVで見た方もいると思いますが、まずはマイケル批判番組(もともとはマイケル公認ドキュメンタリーとして製作していた)が放送され、それへの反論としてマイケルが放送した番組に登場したのが、白血病で余命数ヶ月と宣告されていた今回の事件の少年でした。その少年が、マイケルのおかげで白血病が治ったとかそんな感じの話だったと思います。母親も泣いて感動していたような・・ところが一転、性犯罪で訴えることになります。
実際のところはどうだったのでしょうか?
マイケルが成人女性より少年が好きなのはもう数十年来(?)のことですが、前回和解した少年(美少年風)に比べると、今回の少年は随分雰囲気が違います(白血病のせいかもしれません)。病気でいたいたしい感じです。
普通にかわいがっていた範囲では?と私などは思ってしまうのですが、私の妻などは、マイケル・ジャクソンは実際はずっと少年相手に性犯罪的なことをやっていると断言しています。妻は仕事の関係でわずかながらマイケル・ジャクソンと話したこともあり、また、その時、マイケル・ジャクソンの日本での仕事を手伝っている人たちからいろいろ聞いた話もあるようで、そう思うようです。
しかし、私の意見としては、彼の少年愛は、また、若干異質なもののような気もしています。
彼が子供を作ったとき(うわさどおり、人工授精でしょう)、彼は
、「自分は世界一の母親になりたいんだ」
と幸せそうに言っていました。また
、「自分の最も美しい顔を赤ん坊に見せたい」
といって、メイクに励んでおりました。
すぐに離婚したリサ・プレスリーも
、「彼は異常だが、少年相手に性犯罪したりはしない」
と言っていました。
リサ・プレスリーが、マイケル・ジャクソンと離婚したときに言っていた異常さとは、女性のようにメイクに時間かけたりする点でした。
要するに、彼にとって性的に関心があるのは少年なのは確かですが、私の考えでは、それは、やや母性的なものなのではないでしょうか?性器触ったりとかはしていそうな気もしていますが、世に言う性犯罪者的イメージとは随分違うと思います。まあ、被害者から見れば心の傷にはなる点ではやはり言い訳のできない犯罪ですが・・
→おっと、判決は無罪になったのだった。
海外のマイケル特番の中で、通行人インタビューを行っていたら、どっかの貧乏そうな(失礼!)おじさんが
、「あいつは可哀想な奴なんだ。もう、ほっといてやれよ!」
とカメラマンに言っていたのが印象的でした。
一般人からもあわれに思われる億万長者。
しかし、私も、そのおじさんの言うとおりだと思います。
マイケル・ジャクソンが、ものすごい才能を持ちながらも、いろいろ奇妙な人間になってしまったのも、彼のせいではなく、幼児期からの厳しい訓練など、環境のせいだと思います。
さて、これだけマイケル・ジャクソンの異様な面が暴かれると、気持ち悪く思えて当然とも言えますが、それでも、やはり、私は彼の映像作品は超一流だと思います。他のアーティストの作品とは比較にならないと思います。
ダンサーとしての能力が明らかに衰えつつあり、かつ、一流の監督や共演者をやとうお金もなくなりつつあるようですが、私としては、やはり彼の今後の作品に期待しています。
彼は、歌唱力は天才ですが、曲は映像優先で作られているため、CDとして聞くと、今一歩な面があります。
アルバムが大ヒットするには、とにかくビデオ映像が矢継ぎ早に出される必要があるのですが、前作は本人が出演したビデオはわずか1本でした。
今回の事件は、精神的にも、ダンサーとしての能力にも、資金的にも、彼に決定的な打撃を与えたと思います。
私も、心の中では、もうだめだな・・とは思っていますが、それでも、せっかく無罪にもなったことだし、今後に期待します。
彼は、今回の件で警察に連行される直前まで、
「次の作品では、誰も見たことの無いようなダンスを踊る」
と言っていました。
是非それを実現して欲しいものです。
彼は、歴史の中や、物語の中でしかお目にかかれないような、「精神的な異常さを抱えた天才」だと思います。彼が、ダンサーにとって最大の試練であり、どんな天才ダンサーでも勝てなかった「年齢」という敵に対して、どのように戦うのか、(もう事件など起さずに)十分見せて欲しいものです。
Recent Comments