ケロロ軍曹48話の考察
今さらですが、私はケロロ軍曹をまともに見たことありませんでした。
年末年始に、アニマックスで毎日特集していたので、遅まきながら初めて見て、結構はまり、家にいるときは毎日見ていました。
とくに、最初にたまたま見たのが、48話で、これはイデオンとエヴァンゲリオンのパロディが中心だったので、インパクトが強かったです。
以下、若干考察します。
まず、48話のストーリーですが、春が到来したことによる「ふぬけ」と「たるみ」のエネルギーを使って、ケロロ軍曹達が、人類を眠らせようとする話です。
(注:記憶が曖昧で、「ふぬけ」と「たるみ」だったか、「たるみ」と「ゆるみ」だったか、「眠気」だったか・・まあ、大体そんなイメージです)
「ふぬけとたるみ」エネルギーの上昇がイデオンにおける無限力イデの上昇に例えられていました。
「これが、たるみとゆるみエネルギーの発現だと言うのか・・」
そして、そのエネルギーの実験台として最初に眠らされたのが、556(コゴロー)という熱血漢でした。
その後、「ふぬけとたるみ」エネルギーは蔓延し、エヴァンゲリオンのサードインパクトのイメージで、「マーチインパクト」(春のため)の発動となり、綾波レイがでてきて、
「さあ、今こそ、マーチ・インパクト
ふぬけとたるみと言う、やすらぎを与えてくれるわ。」
みたいな事を言います。(結局マーチインパクトは起きない)
さて、この話のパロデイlを考えてみると、基本線はイデオンの無限力イデの発動とエヴァンゲリオンのサードインパクトです。
しかし、全ての人を眠らせるとなると、Vガンダムのエンジェル・ハイロゥがあります。
イデオン、Vガンダム、エヴァンゲリオンと並べてみると、かなり明確な共通点があります。
それは、人間のエゴをどうにか乗り越えようとした話だということです。
エゴの越え方は、論理上、下記4パターンしかありません(?)
死ぬ(生まれ変わり) イデの発動
眠る エンジェル・ハイロゥ
生まれる前に戻る サード・インパクト
進化する ニュータイプ
この区分で言うと、ケロロ軍曹のマーチ・インパクトはエンジェル・ハイロゥ同様、「眠る」という方法論の採用となります。
(*ちなみに、これらの作品には当然ながら強い関係があります。ニュータイプ、エンジェル・ハイロゥ、イデの発動は富野監督による同一テーマの別表現ですし、エヴァがイデオンとVガンダムから強い影響を受けていることも明らかでしょう。庵野監督は両作品がとても好きなようですし。)
さて、ケロロ軍曹で興味深いのは、これらの代表的ロボットアニメの名場面パロディの連鎖の中に、556という熱血漢を登場させたことです(映像的にはこの部分は初代仮面ライダーの改造シーンのイメージでした)。
なぜ、人類のエゴ越え作品群の中に、熱血漢ネタが登場するのか?
しかし、思い出してみると、ニュータイプが登場する前は(ガンダム以前は)ロボットものといえば、「熱血」ものでした。
そして、エヴァンゲリオンでシンジのやる気のなさが話題になった直後に、今度は反動のように熱血ネタ(やはりパロディ)を出して話題を呼んだのが「ナデシコ」でした。
そう考えると、以下のような整理ができます。(ブログに表作成機能がないので、ちょっと見にくいですがテキストで書きます。EXCELで作って貼るほどの内容でもないので・・)
エゴを越えるかどうか
越える 越えない
ある イデオン(イデの発動) 熱血
やる気あるかどうか なし エヴァ(サード・インパクト) だらけマーチ・インパクト
こう整理すると、「だらけマーチインパクト」のパロディとしての位置づけが明確になります。
さて、この文章で何をいいたいのかというと、ようするに、ケロロ軍曹48話のパロディは、何かしらロボットアニメの本質的なものをついている気がしたのと、パロディそのものの持つ特性を分析しようというのが主旨です。
内容がない割りに長くなったので、とりあえず今回はここでやめ、そのうちまた続きを書きます。



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