May 11, 2009

勝鹿北星さん(マスター・キートンなど)のページ開設

2年ぶりぐらいの更新です。時々、見に来てくれていた方には申し訳なかったのですが、今後は、定期的に更新したい・・と考えています。

さて、WEBの方も久々に更新しました。

マスター・キートンなどで有名な、勝鹿北星さんのページです。

勝鹿北星さんのページ

もっとも、コンテンツは、まだひとつだけです。

勝鹿北星さんの思想について

なぜ、このページを作成したかということなのですが、連載時から、マスター・キートンは大好きでした。(十数年前の話ですね。)

しかし、原作の勝鹿北星さんについては、謎でした。

浦沢直樹さんは、次々とヒットを飛ばす一方、勝鹿北星さんは、あれ一本であり、一体、誰だったんだろう・・という思いは消えませんでした。

ところが、先日、たまたま、仕事の関係でお会いした人から、「勝鹿北星は、大学の後輩だ」という話を聞き、ひさしぶりに調べたところ、いつの間にか、情報もかなり公開されていました(残念なことに、亡くなられていたようで・・・)

マスター・キートンの原作時代から尊敬しておりましたが、他の名義の作品もいろいろ読んでいくうち、本当に見識ある、立派な人であることがわかってきました。

一方、亡くなったと同時に、マスター・キートン関連の人々(浦沢さん含む)から、「勝鹿さんはあまりタッチしていなかった」という発言が出ていたこともわかり・・・

それはないだろう、という気持ちで立ち上げたページです。

勝鹿さんの諸作品と、マスター・キートンの関係者(画の浦沢さんや、編集者の長崎さん)の諸作品を比較すれば、勝鹿さんが、どれほど大きな役割を果たしていたか、そして、それは、漫画原作者という枠を超えた、大きな思想的バックボーンに基づいていたか、一目瞭然です。

そのへんについて、語っていくページにしたいと思っております。

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January 22, 2008

ハワイのクリスマス(手塚プロ再評価に向けて)

今年になって、初めてのブログです。皆様、今年もよろしくお願いします。

去年、12月に早めに休暇をとった関係で、新年は、仕事に追われており、ホームページをアップする余裕もありませんでした。

今後は、定期的にアップしたいと思います。

さて、今回もハワイに旅行に行ってきました。ハワイについては、旅行ページの方で、専門ページを作りたいと思います。

しかし、とりあえず、今回は、ハワイのクリスマスについてです。

ハワイでクリスマスを過ごしたのは今回が初めてでした。南国なのに、やはりクリスマスやサンタのお祭りはやるんだなーと妙な感心をしました。

さて、夜ホテルに戻り、「カートゥーン」チャンネルをつけました。この局は、昼の時間帯は、日本でもやっている「カートゥーン・ネットワーク」で、夜は大人向き(残酷描写あり)のアニメに変わるチャンネルです。ここ数日、毎日サンタネタ、クリスマスネタばかりです。いよいよ、クリスマス当日は、何を放送するのだろうと見てみると・・

何と!夜から朝にかけ、白黒バージョンの「鉄腕アトム」一挙放送でした!

なぜハワイの人たちは、クリスマスの夜に鉄腕アトム(しかも白黒版)を朝まで見るのだろう??いつもながらに、ハワイは奥が深い・・

などと思いながら、私もずっと見続けてしまいました。

興味深い点のひとつは、鉄腕アトムは、ハワイでは大人向けの番組として放送されているということ。つまり、表現が残酷だということです。

また、今から見ると、最初の白黒時代の鉄腕アトムは、表現力が非常に優れているという点です。

手塚漫画自体にも言えるのですが、昔の手塚作品や手塚アニメは、漫画的な表現がとても多かったものです。また、アニメならではの表現も非常に多彩でした。

何年か前に、ジャングル大帝の第一話を久しぶりに見て、その映像クオリティにビックりしたことがあります。

昔は、日本のアニメはこんなに表現力が豊かだったのか・・と思う一方、いつから日本のアニメは、物語を追うだけになってしまったのかと考えました。

おそらく、漫画の世界で劇画ブームが起こり、漫画的な、現実にはありえない表現がバカにされるようになったことが一番大きいでしょう。実写的な表現の方がリアルだと考えられ、漫画やアニメの世界が高尚になったように思われていたのが、70年代~90年代だったと思います。当時、多くの人が、日本のアニメのクオリティは世界一だと思っていました。

しかし、90年代以降、シンプソンズのようなアニメが持つテーマの多様性や、2000年以降のタルタコフスキー監督の諸作品(スターウォーズが有名だが、表現力としてはサムライ・ジャックが一番かな?)を見て、日本のアニメは、実は停滞していたのかな?と私は思いました。

それが、白黒時代の鉄腕アトムは、現代のアメリカのカートゥーン番組と比べても、まったく遜色ない表現力を持っていたのです。もちろん、ストーリー的なテーマも素晴らしい。

なぜ、ハワイで、いくつかある鉄腕アトムのバージョンの中で、カラー版ではなく白黒版の鉄腕アトムがクリスマス特別放送されるのか、わかる気がしました。おそらく、いくつかあるカラーバージョンよりも、白黒版の鉄腕アトムだけが、現代のアメリカで通用するだけのクオリティを持っているからだと思います。

途中で寝てしまったので、何話放送したのかわかりませんが、富野監督の作品なども放送していたのでしょうか?

考えてみれば、虫プロは凄いものです。

宇宙戦艦ヤマトのスタッフも虫プロ出身。ガンダムの富野監督も虫プロ出身。

2007年のハワイのクリスマス放送で選ばれたのも、虫プロ作品。

その他多数の名作が、虫プロ及びその出身者から作られていることは言うまでもないでしょう。

しかし、どうも、世間的には虫プロは評価が低いのではないでしょうか?

それもそのはず、何といっても、虫プロを徹底的に批判しているビッグネームは多数います。

平井和正氏、富野監督、宮崎駿監督など、それぞれの視点で、虫プロを徹底的に(?)けなしています。

でも、まあ、同業の人には、同業者ならではの視点があると思いますが、単なるファンの立場で考えると、手塚治虫がアニメで果たした功績というのは、比類なきものです。

手塚作品(虫プロ作品含む)について、批判も含めて再評価するようなページを作りたいなと思いました。

とりあえず、最初のテーマとしては、「海のトリトン」における手塚治虫VS富野監督の対決あたりを扱いたいと思います。

この点については、とりあえず、以前書いた、海のトリトンと逆襲のシャアの関係をお読みください。

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December 20, 2007

ヱヴァンゲリヲン 新劇場版に補論1をアップ

数日前ですが、エヴァンゲリオンのページを更新しました。

ヱヴァンゲリヲン 新劇場版のページの、補論1です。

内容としては、エヴァンゲリオンに、エウレカセブンの京田監督がスタッフとして参加していることについてです。

スタッフ発表時から、興味ある組み合わせだったのですが、新劇場版のガイドブックを読むと、ほとんど画コンテは採用されなかったそうで、そのへんについて、いろいろ勝手な思いを書いてみました。

本来なら、京田監督の他の作品も見た上で書くべきなのですが、とりあえずエウレカセブン1本の感想をベースに書いているので、いろいろ間違いもあるかもしれません。

それはともかく、エヴァの新劇場版については、今後も、謎解きより評論・論考ベースでのコンテンツを中心に追加していこうかと思います。(映画完結後はまた分かりませんが)

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November 29, 2007

装甲騎兵ボトムズ 「孤影再び」とゲームペールゼン・ファイルズ攻略アップ

装甲騎兵ボトムズのページで、ここ数日いくつか更新を行いました。

ひとつは、日経エンタテインメント誌に連載されたいた高橋監督の小説「孤影再び」の論評・感想みたいなものをアップしたことです。

ただし、これは、ネタばれの内容が含まれますので、未読の方は注意してください。

装甲騎兵 ボトムズ 孤影再びのページへのリンク

もうひとつには、ボトムズのゲームのペールゼン・ファイルズのシナリオをとうとうクリアしたことです。

これは、非常に難しかったので、攻略メモを書きました。

あくまでも個人的な攻略法ですが、何かしら参考になれば幸いです。

装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 攻略

OVAの面はどれも難しいのですが、ペールゼン・ファイルズほどではないような気がしているので、この後は比較的順調にクリアできるかな(?)と思っています。

(かくやくたる異端はクリアし、今はラスト・レッドショルダーはじめました)

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November 25, 2007

宮崎駿監督発言集 ルパン三世への愛と決別アップ

宮崎アニメのページのなかの、宮崎駿監督発言集をひさびさに更新しました。

今回のテーマは、ルパン三世への愛と決別です。

宮崎駿監督のルパン三世への発言をこれだけまとめたものは、あまり例がないのではないでしょうか?

もっとも、内容は、全文抜粋から一言抜粋、引用元も載せたり載せなかったりと、レベルもまちまちです。

また、いくつかまだ未掲載の文章もあるので、修正が必要ですが、まあ、とりあえずの第一弾ということで。

もし、宮崎駿監督の、ルパンへの熱く、複雑な思いが読んでいる人に伝われば、このコンテンツの役割は果たせたことになります。

また、これを読んでもそれが伝わらないようであれば、私の編集の問題ですので、再度、他の発言も含め、追加・修正を急がなくてはいけないと考えております。

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November 18, 2007

装甲騎兵ボトムズ PS2版ゲームについて

おととい、装甲騎兵ボトムズの、PS2版のゲームが発売されました。
私としては、初めて予約して買ったゲームということもあり、さっそく遊んでいます。

ようやくTV版のエンディングまでたどりつき、今現在、エクストラシナリオのペールゼン・ファイルズを始めたところです。

さっそくホームページの方も作りました。

装甲騎兵ボトムズのページのなかの、装甲騎兵ボトムズ PS2版ゲームです。

今後もゲームの進捗にあわせて更新していきます。

もし、皆様も、こういう情報がある、とか、こういうの知りたいとかあれば、ボトムズの掲示板にでも書いていただければと思います。(メールでも結構です)

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November 11, 2007

装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズのホームページ作成

ようやく、装甲騎兵ボトムズの新作OVA、ペールゼン・ファイルズを見ることが出来ました。

さっそくホームページを作成しました。装甲騎兵ボトムズのページの中の、装甲騎兵ボトムズ  

 ペールゼン・ファイルズのページです。

私のボトムズのページは、もともと、新作開始のための応援という位置づけで始めたものでした。

個人的には、異能生存体というテーマとは別な作品を作って欲しいという願いもあって、それを主張したいという気持ちで作っていたページでしたが・・

結局、今回も異能生存体のシリーズでしたが、とにもかくにも、新作が発売されたことを素直に喜び、応援したいと思います。

今後も、シリーズの展開を見守っていきたいと思います。

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November 04, 2007

天空の城ラピュタのホームページ開設

以前から作る作るといっていた天空の城ラピュタのホームページですが、ようやく開設しました。

宮崎アニメのページの中の、天空の城 ラピュタのページです。

今回はとりあえず天空の城ラピュタ論という考察のみです。

今後、いろいろ他のコンテンツも増やしていきたいと思います。

天空の城 ラピュタ論では、ひとつのラピュタについての解釈を示しています。

純粋な娯楽作として作られた作品に対し、こういう視点で考えるというのは、製作側からすると不本意だろうと思いますし、悪い気もするのですが・・

まあ、ひとつの解釈ということで。

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November 02, 2007

富野哲学の展開について

以前から作ろうとしている、バイストン・ウェルのページに載せるコンテンツの一つとして、以下の文章を書きます。

認識の哲学としての富野哲学

富野哲学とは、認識の哲学である。

その認識論のテーマが最も追求されていた時期は、機動戦士ガンダム、伝説巨神イデオン、聖戦士ダンバインといった作品群の時期である。

この論文では、認識論としての富野哲学が、この3作品でいかにテーマを追求し、展開をとげ、そして挫折していったのかを考証する。

1.機動戦士ガンダムにおける認識論

機動戦士ガンダムにおいてのテーマは、人間の認識はいかに変わりうるかということであった。

その基本的なアイデアは、地球という狭い環境に存在する人類が、宇宙という広大な環境に移動したとき、その認識力は変わらざるを得ないだろうということであった。

その空間的な変化に対応する認識の力の変化は、作品中ではニュータイプと呼ばれた。

それは、空間的な隔たりにかかわらず、お互いが、そのまま理解できる力として構想された。

「広大な宇宙空間で通信するのに必要なコミュニケーション能力が、オーラ力のテレパシーとして開花するのではないか。
つまり、大脳皮質がフルに働き出したために、広大な宇宙でスムーズに人を誤解なく理解できるようになった人、それが「ニュータイプ」なのです。」

2.伝説巨神イデオンにおける認識論

機動戦士ガンダムにおいては、認識力の強化は人間を「わかりあえる」存在にしうるとされた。

しかしながら、翌年、富野監督は、認識とはそもそも何なのかをもう一度改めて考え直した。その結果が伝説巨神イデオンである。

ここで富野監督がたどり着いた結論は、以下のものである。

・人間の認識は、3歳前後で固まってしまい、それ以降は変化しないということ。

・人間の認識力は変化しない以上、人は「わかりあえない」ということ。

つまり、機動戦士ガンダムの結論は180度変わったのである。

・人間の認識力が変化する時期は、赤ん坊~幼児期、睡眠時、死後のみであるということ。

これらのことを表現するために富野監督は、「イデ」という概念を使った。これは、富野監督の表現では、「認識力の集中した場所」ということである。

「所詮イデはイデでしかなくて、一口に言いますと、<知的生物の認識力の集中した場所>だと思ってください(富野監督アニメック53号インタビュー)」

「やはり、イデは実在ではなく、”知性の認識”が共振する”場”と考えたい。(イデの発現についてのメモ)」

なお、これらのイデの概念についての詳細は、イデオン論を参照のこと。

3.聖戦士ダンバインにおける認識論

ガンダムで認識能力の変化の可能性を描き、イデオンで認識の力そのものをテーマにした富野監督は、ここにいたり、さらに野心的な追求を行うことにする。

それは、そもそも認識というものが、どのようにして発生するのかという点を追求することであった。

そのためにバイストン・ウェルという世界を仮定する。

ここは、人間が、生まれてからものごころがつくまでのわずかな間、表現を変えれば認識力がつくまでのわずかな間が、バイストン・ウェルなのである。

「バイストン・ウェルのことを覚えているものは幸せである」

このバイストン・ウェルという世界と、地上の世界(いわゆる現実世界)を対比させることで、象徴的に、人間の精神構造の発達史(つまり認識能力の発達)を描くことが、この作品のテーマであった。

・・以下、続く・・・

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October 26, 2007

山田康雄再生計画の顛末

ここ数ヶ月、仕事が大変忙しかったのですが、その中の1エピソードの紹介です。

私のところに、ある会社から連絡が入り、相談を受けました。

その会社は、音声をいろいろ合成したりする技術をもっていて、その技術を活用する用途についての相談でした。

ジャンルもある程度決まっていたのですが、私はその技術を見たとたん、「これは、ルパン三世の声を、もう一度山田康雄さんの声で再現するのに使えるのではないか・・?」と思いました。

既存の音声を集めて合成すれば、どんな声の再生も可能になりそうでした。

私は、早速、TV局もしくは番組制作会社にコネがありそうな人に相談し、アクセスルートを築きました。

そして内心、「今度のルパン三世スペシャルは、山田ルパン復活!という宣伝文句が踊るな・・視聴率も上がるだろう」とか、「いっそ、監督は宮崎駿監督が引退作品(?)としてやってくれたら面白いな。以前構想していたラムダ百体と戦うやつ。」「カリオストロの城の完結編もいいな」などなど妄想がふくらんだのでした。

そして、いよいよ、その技術を持つ会社に提案してみました。

すると、あまり反応がよくありません。

聞いてみると、以前にも別なアニメの声で実験したけどうまくいかなかったそうです。

何でも、言葉を自由に再現するには、ある種の発話パターンを一定数登録しておく必要があり、過去のセリフだけだと、うまくいかないそうです。

以前失敗したアニメは、どうも、私が推測するに、ドラえもんの声のようでした。(はっきりとは言っていませんでしたが・・)

こうして、私の山田ルパン復活計画は、2週間ほどで挫折したのでした。

でも、山田ルパンにしろ、ドラえもんにしろ、あれだけ多くのセリフが残っているのだから、丹念に調べれば、必要な発話パターンは全てとれるのではないかと思います。

ドラえもんはともかく、たまには、若い頃の山田ルパンの声で、新作ルパンを見たいのは、私だけではないでしょう(私だけか?)。

音声技術もまだまだ進化するでしょうし、私の計画は、密かに、まだまだ続くのでした。

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